大麦シフォンケーキ研究会(第27回自主トレ編)
2017年の秋から始まった大麦シフォン研究会も今回で最終回となりました!
本研究会は、農研機構の小前幸三先生を中心に、高β-グルカン大麦品種ビューファイバーの粉を用いたシフォンケーキの試作検討を行い、腸内環境の改善効果に優れ、カラダに優しい、子供からお年寄りまで美味しく食べてもらえる「家族みんなの高機能性大麦シフォンケーキ」のレシピ作りを目指すものとする。
今回20cmのアルミシフォン型を用いて、大麦粉50%シフォンの焼成条件を再検討し、本来の目的をほぼ達成することができました。
20cmアルミシフォン型は、一般的ではないのですが、焼き時間や温度も調整してみたところ、17cmアルミシフォン型に比べふわふわ部分が多い事で、食感、口溶け、美味しさも、より感動できるシフォンケーキに近づけたと小前先生をはじめ、研究会員同意のもと最終回となりました。
小前先生を中心に活動を続けてきた私達の研究会の成果として、農研機構より『もち性大麦品種「キラリモチ」の魅力!』『高β-グルカン大麦品種「ビューファイバー」(もち性)「ワキシーファイバー」(もち性)』『高βグルカン大麦粉を使用した水溶性食物繊維たっぷりの「大麦シフォンケーキ」』の冊子が完成できたことを誇りに思います。この冊子が、今後皆様のお役に立つものになれば幸いです。
今後は、大麦パン研究会として色々なパンレシピに挑戦していく予定です。
今後もよろしくお願いいたします。